へき地医療貢献者表彰は、15年以上にわたって山村・離島等の医療確保に尽力した医師に対して、全国自治体病院開設者協議会会長及び公益社団法人全国自治体病院協議会会長にて、その功績が称えられ、毎年1回実施されるものです。 令和6年度は全国で17名が受賞され、福岡県からは平城守前企業長が表彰されました。 平城前企業長は、平成14年11月に消化器外科医長として赴任され、平成28年4月から令和6年3月までの8年間は当企業団企業長として、地域医師会や行政機関との協力のもと、八女・筑後地域における公的医療・介護サービスの発展に尽力されました。 令和3年8月からは無医地区において巡回診療を開始し、令和5年12月には福岡県よりへき地医療拠点病院の指定を受けました。 人口減少や高齢過疎化の進展が著しい八女・筑後地域のへき地における医療提供体制の維持に貢献する活動が認められたものと大変光栄に思います。
平城前企業長からのメッセージ この度は、令和6年度へき地医療貢献者表彰を受賞するにあたり、ご推薦をいただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。また、今回の受賞は、私個人の力だけではなく、これまで共に巡回診療に携わった職員をはじめ、全ての職員の功績が評価されたことによるものと心より感謝いたしております。 これからも八女・筑後地域のへき地における医療提供体制の維持を図ることは大変重要だと考えておりますので、これまでの活動が継続され、更なる地域医療の発展に貢献されることを願います。