Rehabilitationリハビリテーション科

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★リハビリテーションNEWS★

※随時更新しています※
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 〇 2023年4月入職のリハビリテーション科新人職員を紹介します!


1_ 当院のリハビリテーション科について

当科のVision

① 患者様・ご家族様、地域から選ばれるリハビリテーション科を目指します。

② 自分の仕事に誇りを持ち、自己の成長を楽しめる療法士育成を実施します。


当院は、病気や障害発生直後の急性期病棟在宅復帰支援を目的とした地域包括ケア病棟にてリハビリテーションを提供させて頂いております。

理学療法士14名 / 作業療法士 6名 / 言語聴覚士 1名(+非常勤1名) / 助手 2名


急性期病棟でのリハビリテーション

ご病気になられて可能な限り早い時期からトレーニングをはじめることを意味します。 早い時期からトレーニングを開始することでベッド上安静で生じる廃用性変化をできるだけ予防する効果や障害を負われ精神的に落ち込まれている状況を、トレーニングを通して少しずつ受容(身体状態を認識して受け入れる過程) されるよう促して今後の生活に向けて支援していくことを目指しています

急性期病棟での様子

地域包括ケア病棟でのリハビリテーション

急性期を過ぎ、在宅復帰に向けてのトレーニングを意味します。在宅生活に向けての課題や目標を明確にし、患者様1人ひとりのプログラムを作成します。起きる・立つ・歩くなどの 基本的なトレーニングから家事動作や入浴動作など生活に合わせたトレーニングを行い在宅復帰を目指します。また、退院後も行える運動の指導やご自宅の環境整備の提案など在宅復帰後も安心して過ごすことができるよう支援させて頂きます。

地域包括ケア病棟での様子

チームアプローチについて

患者様、ご家族様の要望をできる限り達成することを目標に、医師・看護師・メディカルスタッフとカンファランスを行い現状報告、問題点の抽出、対策を検討するなど、チームアプローチにて支援しています。


リハビリテーション室の環境について

リハビリテーション室は4階と5階にあります。病態が安定している患者様はリハビリテーション室にてトレーニングを実施します。また、言語療法室は4階にあり、発語練習を主とし、検査等も行っています。  4階・5階リハビリ室、言語療法室は病棟の中心にあり、主治医、看護師がリハビリテーション室での練習場面を見学しやすい環境にあります。

4階リハビリテーション室

5階リハビリテーション室

言語療法室

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2_ リハビリテーション科の実績と業績について


2022年度業績について


 〇 介入件数

         
H000 心大血管疾患リハビリテーション料 411件
H001 脳血管疾患等リハビリテーション料 309件
H001-2 廃用症候群リハビリテーション料 205件
H002 運動器リハビリテーション料 291件
H003 呼吸器リハビリテーション料 301件
H007-2 がん患者リハビリテーション料 154件
-   合    計 1671件


                     

 〇 資格取得

資 格 名 称 取得人数
保健医療修士 1名
医学研究科修士 1名
認定作業療法士 1名
認定理学療法士(循環器) 1名
登録理学療法士 5名
臨床実習指導者講習修了 10名
心臓リハビリテーション指導士 4名
呼吸療法認定士 7名
がんのリハビリテーション研修会修了 10名
NST専門療法士 3名
NSTサルコペニア・フレイル指導士 1名
腎臓リハビリテーション指導士 1名
腎臓リハビリテーションガイドライン講習会修了 3名
脳卒中相談支援講習会修了 2名
緩和ケア研修会修了 5名
終末期ケア上級専門士 1名
福岡県糖尿病療養指導士 1名
第一種衛生管理者 1名
福祉住宅環境コーディネータ- 2級 6名
口腔ケアアンバサダー 2名
准看護師 1名
公認心理師 1名
ケアマネージャー 3名
停止車両評価インストラクター 3名
ICLSコース修了 2名


〇 学会発表、論文投稿

題   名 発表学会・論文掲載
リハビリテーション科
中堅スタッフへの教育
2023 第27回 福岡県作業療法学会
当院中堅理学療法士の院内外での活動と
社会人基礎力との関係
2023 日本理学療法管理学会
日本精神・心理領域理学療法研究
合同学術大会2023年
終末期作業療法の構造と意義
~作業に関する語りを通して~
2023 第57回 日本作業療法学会
終末期がん患者の作業療法実践
~対話を大切にしたことで自己効力感が高まり役割を再獲得した事例~
2023 第36回 日本サイコオンコロジー学会
「終末期がん患者に対し、チームで寄り添った支援
~SROT-TCによる振り返りにより、チームアプローチにつながった一症例~」
2022 第56回 日本作業療法学会
「Effects of In-Hospital Exercise on Frailty in Patients with Hepatocellular Carcinoma」 2021 cansers
「Effects of In-Hospital Physical Therapy on Activities of Daily Living in Patients with Hepatocellular Carcinoma」 2020 Ijerph
「急性期病院での院外リハビリテーションへの取り組み
~院外心停止患者に対する緊急時対応への多職種検討~」
2020 第54回 日本作業療法学会
「急性期病院における認知症ケアの一考察」 2020 認知症事例ジャーナル.Vol13(3)
:155-162,2020.
「急性期病院における多職種連携ケアの一考察-認知症およびせん妄患者へのケアと在宅での家族支援について-」 2020 看護実践の科学.Vol45 (12)
: 28‐35,2020.
「慢性心不全急性増悪を繰り返す症例理学療法士と薬剤師が関わるタイミング」 2019 第5回 日本心臓リハビリテーション学会
「Effect of the exercise therapy on patients with cirrhosis with the hepatocellular carcinoma
~ Approach of the liver rehabilitation ~」
2019 JDDW(日本消化器病関連学会)
「高齢者サポートチーム介入患者における作業療法支援の一考察-急性期病院における認知症せん妄ケアと家族支援-」 2019 作業療法福岡Vol17,55-59、2019.
「血液透析中監視下集団運動療法による運動への参加および継続性への効果」 2019 第25回 日本心臓リハビリテーション学会学術集会
「せん妄患者における入院および退院後の生活支援の一考察」 2019 日本老年看護学会P242,2019.
「血液透析中の透析患者に対する監視下集団運動療法が身体機能と運動の継続性に及ぼす効果」 2019 第9回 日本腎臓リハビリテーション学会学術集会
「急性期病院における認知症患者に対する多職種多因子介入の一考察」 2018 日本老年看護学会P128,2018.
「急性期病院における多職種連携」 2018 九州理学療法士・作業療法士合同学会2018in沖縄
「サルコペニアを罹患した肝癌を有する高齢肝硬変患者への運動療法の効果」 2018 九州理学療法士・作業療法士合同学会2018in沖縄




肝臓リハビリテーションの実績

実 績 日 実 績 内 容 ダウンロード
2011年5月  ・当院にて「チームかんぞう」結成
 ・同年6月からかんぞう教室開始

 (2012年より理学療法士としてチームかんぞうに参加)
-
2012~17年  ・かんぞう教室で継続的な運動指導(肝硬変・脂肪肝の運動療法)
 ・肝臓多職種交流会への参加・発表
 ・市民公開講座で講演
 ・病院新時代の取材を受ける
(※添付ファイル)
 ・雑誌「健康」に肝疾患患者の運動について掲載
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2019年11月  ・第27回日本消化器関連学会週間 JDDW2019のワークショップ21
 「消化器がん患者におけるサルコペニア対策について」で研究結果報告

 (演題:肝癌を有する肝硬変患者に対する運動療法の効果
 ~肝臓リハビリテーションの取り組み)
        
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2020年12月  ・国際誌IJERPH(International Journal of Environmental Research and
 Public Health)に論文掲載(当院の肝臓リハビリテーション研究)
 (タイトル:Effects of In-Hospital Physical Therapy on Activities of Daily
 Living in Patients with Hepatocellular Carcinoma)
 *IF: 2.849 、PMID:33291223 
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2021年1月  ・国際誌Cancersに論文掲載(久留米大学病院との多施設共同研究)
 (タイトル:Effects of In-Hospital Exercise on Frailty in Patients with
 Hepatocellular Carcinoma) *IF: 6.126、PMID:33430438 
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同上論文について  ※日本肝臓学会 肝臓リハビリテーション指針
 (肝臓リハをどのように行うべきか?~疾患に応じた介入~肝癌)
 で引用文献として使用されています。
 ※引用文献(日本肝臓学会HP内)⇐のリンクはこちらから
-
2023年10月  ・東京都内の健診センター(イーク紀尾井町)の配布用パンフレットに
 当院の「脂肪肝の運動療法」が掲載
ダウンロード



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3_ 院内・院外での取り組み

※随時更新しています※


院内での取り組み

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 〇 院内のTQM活動で最優秀賞を受賞しました

 〇 スタッフの病棟配置制を採用しています

 〇 院外リハビリテーションを実施しています


院外での取り組み

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 〇 「からだすこやか学習会」で講師を務めました(2023年7月)

 〇 みどりの杜病院と連携しています

 〇 「からだすこやか学習会」で講師を務めました(2022年8月)


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4_ 当院のリハビリテーション科への入職を考えている方へ
<教育体制について>

リハビリテーション科の教育体制

当院リハビリテーション科では独自の教育ガイドラインに沿って教育プログラムを遂行します。

教育目的・目標

教育目的

1. 療法士として必要な知識・技術・態度を備え、安全で質の高い治療提供ができる療法士を育成する。

2. 患者の人権と意志を尊重できる豊かな人間性と高い倫理観を持つ療法士を育成する。

3. 専門職業人として自己研鑽に励み、主体的に学ぶことができる療法士を育成する。


教育目標

1. リハビリ科教育プログラムに基づき、段階的に療法士の専門的知識・技術・態度を習得し、臨床実践能力を向上できる。

2. 倫理的視点を持ち、臨床実践ができる

3. 臨床実践に必要なマネジメントについて理解ができ、問題解決能力・判断力を身につけることができる。

4. 主体的に学ぶ自己教育力及び他者を育てる教育力を身につける。

5. 日々の臨床実践の中から課題を見出し研究につなげることができる。


新人教育と中級教育

教育ガイドラインには新人教育・中級教育のプログラムがあり、入職後より新人教育が開始となります。

新人教育

新人教育では当院で仕事を行う上で必要な知識・技術・態度を中心に評価・指導を行います。

新人教育

中級教育

新人教育後は中級教育に移行し、知識、技術、態度の向上だけでは無く病院内・外での活動を評価・促進します。

中級教育

また、中級教育ではジェネラリスト・スペシャリストの育成を行っています。

ジェネラリストとは 様々な疾患・病期を経験することで、患者の障がい像全体を把握でき、幅広く対応できる療法士
スペシャリストとは 自身の専門領域を選択し、特定の分野において高度な知識・技術を有する療法士

教育を通じての人材育成

新人教育終了後より、優先的にジェネラリスト育成が開始となり、同時にスペシャリストの育成を目指します。

教育を通して患者様・ご家族様、地域から選ばれる人材育成をします。



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5_ 入職を考えている方へ
リハビリテーション科スタッフへインタビューしました!

インタビュー①新人職員(理学療法士・作業療法士)

インタビュー②子育て世代の言語聴覚士

インタビュー③大学院との両立を頑張っていた理学療法士



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6_ 臨床実習生の方へ

当院では後進育成として臨床実習指導を行っております。

当院が行うリハビリテーション

〇 発症・受傷して間もない急性期病棟でのリハビリテーション
〇 在宅に向けての地域包括ケア病棟でのリハビリテーション
〇 緩和ケアセンターでのリハビリテーション


上記のように幅広く病期や疾患を学ぶことができます。

臨床実習では各養成校の方針や日本理学療法士協会や日本作業療法士協会が示している臨床実習教育の手引きに準じて実習指導を行っております。
また、当院では、各養成校と連携し、臨床実習期間中臨床実習生に対して、メンタルヘルスケアを臨床実習施設として多角的にサポートが行えるよう取り組んでいます。


実習指導者講習会修了者数 理学療法士   7名
作業療法士   3名
2022年度 臨床実習生数 実績 理学療法    1名
作業療法    2名

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